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英政府、ZEVの販売義務明確化 内燃エンジン車の禁止延期で

ロイター / 2023年9月29日 7時52分

 英政府は9月28日、電気自動車(EV)など走行時に温室効果ガスを排出しないゼロエミッション車(ZEV)について、今後自動車メーカーが果たすべき販売義務を改めて明確化した。20日、英中部ナッツフォードの高速道路で撮影(2023年 ロイター/Phil Noble)

Alistair Smout Sachin Ravikumar

[ロンドン 28日 ロイター] - 英政府は28日、電気自動車(EV)など走行時に温室効果ガスを排出しないゼロエミッション車(ZEV)について、今後自動車メーカーが果たすべき販売義務を改めて明確化した。

スナク首相は20日、ガソリン車とディーゼル車の新車販売全面禁止の時期を2030年から35年に先送りすると発表。業界では、これではかえって先行き不透明感が生じ、サプライチェーン(供給網)に混乱をもたらすとの懸念が広がっていた。

こうした中で政府は、ZEVの新車販売に占める比率を段階的に引き上げていく方針に変わりはないと宣言した形。具体的にはこの比率を来年に22%、30年に80%、35年に100%とすることを義務付ける。

英自動車工業会(SMMT)のマイク・ホーズ最高経営責任者(CEO)は「各メーカーはついに、来年から30年までに求められる(ZEVの)販売状況をはっきりと把握できるようになった」と評価した。

ハーパー運輸相は「われわれが定めた義務化措置はメーカーに確実性をもたらし、ドライバーには選択肢を広げるメリットを提供するとともに、経済成長に貢献する」と述べた。

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