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ガザ停戦デモはロシアに関連とペロシ氏、米イスラム教団体が批判

ロイター / 2024年1月29日 8時19分

1月28日、米国のイスラム教市民団体「米イスラム関係評議会(CAIR)」は、パレスチナ自治区ガザでの停戦を要求する一部のデモ参加者がロシアとつながっている可能性を根拠も示さずに発言したとして、ナンシー・ペロシ元下院議長を批判した。写真はニューヨークで27日、パレスチナ支持のデモ参加者(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)

Kanishka Singh

[ワシントン 28日 ロイター] - 米国のイスラム教市民団体「米イスラム関係評議会(CAIR)」は28日、パレスチナ自治区ガザでの停戦を要求する一部のデモ参加者がロシアとつながっている可能性を根拠も示さずに発言したとして、ナンシー・ペロシ元下院議長を批判した。

ペロシ氏はCNNのインタビューで、ガザ戦争を巡りバイデン大統領の政策に反対することは大統領選挙で民主党に不利になるのではないかと質問された。

これに対し「停戦を求めるのは(ロシア大統領の)プーチン氏のメッセージだ。間違いなく、これは同氏が望むことに直結している」と答えた。

その上で「(デモ参加者の中には)ロシアとつながっている人もいると思う」と指摘し、一部の資金の流れを調査する必要があるとの認識を示した。

CAIRは「この国でこのような影響力を持つ人物が、ガザでの民間人虐殺に終止符を打ち、紛争を公正に解決しようとする人々を標的に根拠のない中傷をまき散らすとは不謹慎極まりない」と指摘。ペロシ氏の発言は、ベトナム戦争反対派が共産主義シンパと非難され、米連邦捜査局(FBI)の嫌がらせを受けた時代を思い起こさせるものだとしている。

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