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インド、長期債に海外資金流入 JPモルガン指数採用控え

ロイター / 2024年5月28日 11時30分

 5月27日、インド国債がJPモルガンの新興国債券指数に組み込まれるのを前に、海外投資家はインドの長期債を購入している。写真はインドルピー紙幣。シンガポールで2017年6月撮影(2024 ロイター/Thomas White)

Dharamraj Dhutia

[ムンバイ 27日 ロイター] - インド国債がJPモルガンの新興国債券指数に組み込まれるのを前に、海外投資家はインドの長期債を購入している。決済機関データによると、海外投資家は過去10週間でインド国債を1170億ルピー(14億1000万ドル)売り越したが、満期が10年以上の債券には資金が流入した。

2033年償還債(7.18%)への流入が目立ち、53年債(7.39%)がそれに続いた。

BNPパリバ・アセット・マネジメントの新興市場のポートフォリオ・マネジャー、クレメント・ニエル氏は「9年以上の償還期限の債券は、指数における将来のウエートの50%を占めており、投資家から特に注目される」と指摘。「投資家がインドへのパッシブ投資を拡大するのに伴い、インドへの資金流入も増加すると予想している」と述べた。

上限なしで非居住者が購入できる枠組み「Fully Accessible Route(FAR)」の対象となる債券の中では、33年債の外国人保有率が12%で最も高い。53年債の外国人保有比率は3.6%。

市場推計によると、6月28日からの指数組み入れで約250億ドルのパッシブ資金の流入が見込まれる。

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