1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ペルー大統領を収賄告訴、議会で罷免決議も

ロイター / 2024年5月28日 13時18分

 南米ペルーのボルアルテ大統領(写真)が高価な腕時計などを受け取るなど収賄を行ったとして最高検は27日、憲法に基づく告訴状を提出した。国家的スキャンダルで、議会審議が進めば罷免決議につながる可能性がある。写真はペルーの首都リマで4月撮影(2024年 ロイター/Sebastian Castaneda)

[リマ 27日 ロイター] - 南米ペルーのボルアルテ大統領が高価な腕時計などを受け取るなど収賄を行ったとして最高検は27日、憲法に基づく告訴状を提出した。国家的スキャンダルで、議会審議が進めば罷免決議につながる可能性がある。

疑惑を巡って大統領は既に、控えめな公務員給与に見合わないと思われるロレックスの時計や宝飾品を数個使用したとして、事情聴取や強制捜査を受けている。ただ、大統領は、ある地方知事から借りたものだと主張し、不正行為を否定している。

世論調査で大統領支持率が一段と下がる中での正式な告訴状提出となった。政権発足から2年たたないが、憲法に基づく告訴は2度目。前回は、不法な議会解散を試みたカスティジョ前大統領が罷免され身柄を拘束された後の混乱で少なくとも40人が死亡した際、当時副大統領だったボルアルテ氏の対応が問題視され、最高検が昨年11月に告訴に踏み切っていた。

こうしたことからペルーでは過去数年間、政治が一段と混乱している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください