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午後3時のドルは156円後半、月末取引で上値重い

ロイター / 2024年5月28日 15時45分

 5月28日 午後3時のドル/円は、前日午後5時時点から小幅安の156円後半で取引されている。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日午後5時時点から小幅安の156円後半で取引されている。月末を前に持ち高調整と見られる売りに押されたが、米休場後のアジア市場は手掛かり難で、主要通貨は総じて小動きにとどまった。

ドルは朝方の156円後半から、正午過ぎには156円半ばまで一時下落した。目立った手掛かりはなかったものの、散発的にドル売りが出たいう。市場では「月末取引に関連したドル売りではないか」(邦銀の為替担当者)との指摘が聞かれた。

今月末はグローバル投資家の持ち高調整売買が、ドル売りに傾く可能性があるとの観測が出回っている。「米国で債券高と株高が同時進行したため、ドル売りリバランスのニーズが高まりやすい」(外銀アナリスト)という。

鈴木俊一財務相は28日の参院財政金融委員会で、足元の為替円安を巡り、物価高との関連で「いまの時点では円安がもたらすマイナス面が強く懸念される状況にある」と述べた。円相場に直接の反応はなかったが、くすぶる介入警戒感が上値を抑制する状況も変わらなかった。

ドル弱含みの一方で他の主要通貨が買われたことで、英ポンドが200円半ばまで上昇し、4月下旬につけた介入と見られる円急騰前の高値を突破。2008年8月以来16年ぶり高値をつけた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 156.82/156.85 1.0873/1.0877 170.54/170.58

午前9時現在 156.83/156.86 1.0860/1.0864 170.35/170.36

27日午後5時 156.90/156.93 1.0850/1.0851 170.25/170.29

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