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ラファ空爆後の火災、標的近くの弾薬に引火した可能性=イスラエル

ロイター / 2024年5月29日 1時58分

イスラエル軍が26日に実施したパレスチナ自治区ガザ最南部ラファ北西部への空爆に伴う火災により40人以上の民間人が死亡した問題で、イスラエル軍のハガリ報道官は28日、攻撃の標的となった施設の近くに保管されていた弾薬に引火した可能性があると述べた。26日撮影(2024年 ロイター/Reuters TV)

[エルサレム 28日 ロイター] - イスラエル軍が26日に実施したパレスチナ自治区ガザ最南部ラファ北西部への空爆に伴う火災により40人以上の民間人が死亡した問題で、イスラエル軍のハガリ報道官は28日、攻撃の標的となった施設の近くに保管されていた弾薬に引火した可能性があると述べた。

攻撃で使用された弾薬は17キロで、これほど大きな火災を引き起こすには少なすぎると指摘。「われわれは認識していなかったが、標的に隣接した施設に武器が保管されており、攻撃の結果それに引火した可能性を含め、あらゆる可能性を調査している」とし、映像では攻撃後に二次爆発があったことが示されたとした。

また、26日の空爆では民間人がいない施設にいたイスラム組織ハマスの上級工作員2人を標的にしていたが、「予期せぬ状況により火災が発生し、近隣のガザ地区の住民が悲劇的に死亡した」と言及。空爆前には民間人の犠牲を避けるためにいくつかの措置が取られたとした。

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