トランプ氏「真の大統領ならウクライナ侵攻なかった」、討論会で
ロイター / 2024年6月28日 15時31分
6月28日 米大統領選に向けた27日の討論会ではウクライナとパレスチナ自治区ガザにおける戦争についても応酬があった。写真はトランプ前大統領(左)とバイデン大統領(右)。27日、アトランタで撮影(2024年 ロイター/Brian Snyder)
Costas Pitas
[27日 ロイター] - 米大統領選に向けた27日の討論会ではウクライナとパレスチナ自治区ガザにおける戦争についても応酬があった。
トランプ前大統領はウクライナ戦争について「もし真の大統領、プーチン(・ロシア大統領)に尊敬される大統領がいたら、彼は決してウクライナに侵攻しなかっただろう」と述べた。
一方、バイデン大統領はトランプ氏について「彼は自分が何を言っているのか分かっていない」と指摘。ガザにおけるイスラエルの戦争については自身の停戦計画をアピールするとともに世界で米国ほどイスラエルを支援してきた国はないと主張し、「われわれはイスラエルを救った」と語った。
トランプ氏は、自身が大統領であったなら「イスラエルが(イスラム組織)ハマスに侵攻されることは100万年なかっただろう」とする主張を繰り返した。
その上でバイデン氏について「彼はパレスチナ人のようになった。しかし彼ら(パレスチナ人)は彼を好きではない。なぜなら彼は非常に悪いパレスチナ人だからだ」と評した。
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