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「奇妙」とハリス氏、「国を破壊」とトランプ氏 選挙戦で互いを批判

ロイター / 2024年7月29日 8時48分

 写真は同日、マサチューセッツ州ピッツフィールドで選挙集会を開くハリス氏。代表撮影(2024年 ロイター)

Stephanie Kelly Jeff Mason Tim Reid

[27日 ロイター] - 11月の米大統領選に向け民主党の大統領候補となる見通しのハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領は27日、それぞれの選挙イベントで互いを批判した。

ハリス氏はマサチューセッツ州ピッツフィールドでの資金集めのイベントで、トランプ氏と同氏の副大統領候補であるJ・D・バンス上院議員の発言の多くが奇妙だと指摘。

元検察官という自身の経歴と有罪評決を受けたトランプ氏を対比させ、自身の出馬は未来に関するものだが、トランプ氏は国を「暗い過去」に戻したがっていると述べた。

一方、トランプ氏はミネソタ州セントクラウドで開いた集会で、ハリス氏が「国を破壊する」と主張し、治安や移民など幅広い問題で同氏を批判。

「カマラ・ハリスのようなクレイジーなリベラルが当選すれば、アメリカンドリームは死んでしまう」と述べ、ハリス氏はバイデン大統領よりも「さらに悪い」と語った。

トランプ氏は2週間前の暗殺未遂事件後に団結を呼びかけていたが、この日の演説はそれ以前のような不満や選挙不正に関する虚偽の主張に満ちたものだった。

バイデン氏が選挙戦から撤退しハリス氏が民主党候補になる見込みとなったことで、一連の世論調査ではトランプ氏のリードが帳消しになっている。

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