紅海でタンカーから原油流出か、フーシ派攻撃で火災続く＝米当局

　米国防総省の報道官は８月２７日、先週紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けて火災が発生したギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」について、鎮火しておらず、新たに原油の流出が生じているようだと明らかにした。２５日撮影のEUNAVFOR ASPIDES提供写真（２０２４年　ロイター）

Idrees Ali

[ワシントン ２７日 ロイター] - 米国防総省の報道官は２７日、先週紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けて火災が発生したギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」について、鎮火しておらず、新たに原油の流出が生じているようだと明らかにした。

第三者が救助のためにタグボート２隻を派遣しようとしたものの、フーシ派が攻撃を警告したという。スニオンは原油約１００万バレルを運んでいたもよう。

報道官は、米軍がこの地域のパートナーとともに、救助と環境への影響を軽減する方法を検討していると説明した。