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CEO後任人事、憶測さけるため早期に公表=バーレ会長

ロイター / 2024年8月28日 14時13分

ブラジル資源大手バーレのダニエル・スティーラー会長は27日、エドゥアルド・バルトロメオ最高経営責任者(CEO)の後任人事を予定よりも大幅に繰り上げて今週公表したことについて、市場で後任候補を巡る憶測が広まるのを避けるためだったと明らかにした。写真は2019年2月に撮影(2024年 ロイター/Washington Alves)

Marta Nogueira

[リオデジャネイロ 27日 ロイター] - ブラジル資源大手バーレのダニエル・スティーラー会長は27日、エドゥアルド・バルトロメオ最高経営責任者(CEO)の後任人事を予定よりも大幅に繰り上げて今週公表したことについて、市場で後任候補を巡る憶測が広まるのを避けるためだったと明らかにした。

バーレが今年に入って公表した後任CEOの選出スケジュールでは、取締役会が9月終盤までに最終候補を3人に絞り込み、12月初旬に後任を決めることになっていた。しかし実際には予定より3カ月も早い今月26日、次期CEOにグスタボ・ピメンタ最高財務責任者(CFO)が昇格すると発表した。ピメンタ氏は2021年からCFO職にある。

スティーラー氏は人事の公表を早めたことについて、「後任選びの進め方を巡りかなり議論があったが、取締役会が責任を持って早期に人選を行うほど良いとの理解に達した」と説明。後任人事を8月に公表することで、「締役会が検討の対象にしなかった候補者の名前が絶えず浮上するという雑音をある程度取り除くことができた」とした。

またスティーラー氏は、ピメンタ氏が年内にCEOとして職務を開始すると述べたが、具体的なスケジュールは示さなかった。

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