1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

タイ中銀、見通し変化すれば金利を調整する用意=総裁

ロイター / 2024年8月28日 14時39分

Orathai Sriring Chayut Setboonsarng

[バンコク 28日 ロイター] - タイ中央銀行のセタプット総裁は28日、金融政策委員会は金利を見直す際に経済見通しに基づいて決定しており、現状の評価が変われば金利を調整する用意があると述べた。

現行の2.5%という政策金利水準は世界でも特に低いと指摘。構造的要因がタイの経済成長を抑制していると述べた。

中銀は今年の成長率を2.6%、来年を3%と見込んでいるが、景気回復はまだら模様になると予想している。

総裁は「長期成長率がこれほど低下していることに満足していない。生活と福祉の水準を引き上げるのには不十分だ」と述べた。

タイ中銀は先週、政府からの利下げ要請が続いているにもかかわらず、5会合連続で金利を据え置いた。次回の金利見直しは10月16日に予定されている。

総裁は、見通しが変われば金利を調整する用意があるとし、不確実性や衝撃に対する耐性を保つため、バッファーを備えた「政策の選択肢」が必要だと説明した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください