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日経平均は続伸、米エヌビディア決算待ちで方向感欠く

ロイター / 2024年8月28日 15時39分

 8月28日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比83円14銭高の3万8371円76銭と2日続伸して取引を終えた。写真は2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比83円14銭高の3万8371円76銭と2日続伸して取引を終えた。米エヌビディアの決算発表を控えて様子見姿勢が強まり、方向感を欠いた。商いは薄く、売買代金は今年3番目の少なさだった。

日経平均は前営業日比67円安で寄り付いた後、前日終値を挟んだ値動きが続いた。「エヌビディア待ちの一言に尽きる」(ちばぎんアセットマネジメントの森田潤調査部長)との声があった。日銀の氷見野良三副総裁の発言が伝わったが、大きな市場反応はなかった。

ドル/円は前日より円高寄りだったが、業種別で輸送用機器が値上がり率トップとなった。株主還元への思惑が継続したトヨタ自動車が買われ、セクターの指数を押し上げた。

エヌビディア決算を通過した後の株価調整への警戒感はくすぶったが、半導体関連株は、東京エレクトロンはわずかにマイナスだった一方、アドバンテストやレーザーテックは4%高と大幅高で、全般的に底堅かった。

エヌビディア決算後、仮に調整があっても「AIの成長ストーリーが大きく変化するわけではなく、短期的だろう。下げ止まりが確認されたら買い目線でいいのではないか」(ちばぎんAMの森田氏)との見方が聞かれた。

TOPIXは0.42%高の2692.12ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.43%高の1385.54ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆2680億7400万円。4兆円割れは7営業日連続となった。東証33業種では、値上がりは輸送用機器や保険、電気機器など16業種、値下がりはパルプ・紙や石油・石炭製品、鉱業など17業種だった。

楽天グループが大幅高となり、年初来高値を更新した。複数の証券会社による目標株価引き上げが好感された。一方、ソフトバンクグループやTDKは軟調だった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.3%安の664.64ポイントと5日ぶりに反落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが600銘柄(36%)、値下がりは989銘柄(60%)、変わらずは57銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き   安値/高値 

日経平均 38371.76 83.14 38221. 38,141

38 .49─38

,399.9

1

TOPIX 2692.12 11.32 2675.2 2,671.

2 08─2,6

92.12

プライム指数 1385.54 5.87 1377.2 1,374.

1 75─1,3

85.54

スタンダード指数 1243.26 -5.46 1248.3 1,240.

4 99─1,2

48.50

グロース指数 848.70 -17.89 863.43 845.76

─863.7

5

グロース250指 664.64 -15.66 677.26 661.80

数 ─677.5

1

東証出来高(万株 137271 東証売買代金( 32680.

) 億円) 74

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