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ウクライナ、制圧ロシア領「一定期間」維持 反撃困難=米CIA副長官

ロイター / 2024年8月29日 2時44分

米中央情報局(CIA)のコーエン副長官は28日、ウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃について、ウクライナは制圧下に置いたロシア領を一定期間維持するとみられるとし、ロシアによる領土奪還に向けた反撃は困難なものになるとの見方を示した。写真はウクライナ北東部の国境地帯スムイで11日撮影(2024年 ロイター/Viacheslav Ratynsky)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米中央情報局(CIA)のコーエン副長官は28日、ウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃について、ウクライナは制圧下に置いたロシア領を一定期間維持するとみられるとし、ロシアによる領土奪還に向けた反撃は困難なものになるとの見方を示した。

コーエン副長官は安全保障産業に関する会合で、 ウクライナは制圧下に置いたロシア領を「併合」する意図はないとしているものの、ウクライナ軍は防衛線を構築しており、「一定期間」にわたり制圧を維持するもようだと指摘。

「ロシアは領土奪還に向け反撃するとみられるが、困難な戦いになる」とし、プーチン大統領は領土の一部をウクライナに制圧されたことで国内で広まる「波紋」への対応を迫られるとの見方を示した。

その上で、ウクライナによる越境攻撃が成功していることで「今後の戦争の力学が若干変わる可能性がある」と指摘。ただ、詳細には触れなかった。

ロシアによるウクライナ東部ドネツク州への攻撃については、ロシア軍は進撃に「多大な代償」を払っていると言及。同州の要衝ポクロフスクがロシアに制圧されるかは分からないとしながらも、「最終的には、ロシアにとって戦略的な意味で形勢が一変するようなものではない」と語った。

ウクライナは今月6日にクルスク州に対する越境攻撃を開始。これまでに1200平方キロメートルを超えるロシア領を制圧下に置いたとしている。

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