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米国株式市場=下落、引け後のエヌビディア決算に注目

ロイター / 2024年8月29日 6時45分

米国株式市場は、引け後に発表される半導体大手エヌビディアの四半期決算が注目される中、下落して終了した。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国株式市場は、引け後に発表される半導体大手エヌビディアの四半期決算が注目される中、下落して終了した。

エヌビディアは2.1%下落。年初来の上昇率は154%となった。

グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、キース・ブキャナン氏は「エヌビディアの予想上振れがいつまで続くかは誰にも分からないが、当然ながら永遠には続かない」と述べた。

同社が引け後に発表した第3・四半期(8─10月)の売上高見通しは325億ドル(プラスマイナス2%)で市場予想とおおむね一致。株価は時間外取引で下落した。

他の半導体銘柄も売られ、ブロードコムが約2%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は2.75%安となった。

アルファベット、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムは1%前後下げた。

S&P総合500種の主要11セクターのうち8セクターがマイナス圏で取引を終え、情報技術や一般消費財が下げを主導した。

CMEグループのフェドウオッチによると、市場は現在、米連邦準備理事会(FRB)が9月に25ベーシスポイント(bp)利下げする確率を64%、50bp利下げの確率を37%と予想している。

30日に発表される7月の個人消費支出(PCE)統計がFRBの利下げの道筋についてさらなる手掛かりを与える可能性がある。

人工知能(AI)サーバーを手がける米スーパー・マイクロ・コンピューターは19%急落。年次報告書の提出を延期すると発表した。前日には米投資調査会社ヒンデンブルグ・リサーチがスーパー・マイクロの株式を空売りしていると明らかにし、同社で「会計操作」が行われていると主張した。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは時価総額が1兆ドルを突破。同社のクラスB株は約0.9%上昇した。

S&P500では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.3対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は99億株。直近20営業日の平均は117億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41091.42 -159.08 -0.39 41250.17 41351.11 40842.29

前営業日終値 41250.50

ナスダック総合 17556.03 -198.79 -1.12 17738.80 17759.94 17439.40

前営業日終値 17754.82

S&P総合500種 5592.18 -33.62 -0.60 5624.51 5627.03 5560.95

前営業日終値 5625.80

ダウ輸送株20種 15867.37 +34.23 +0.22

ダウ公共株15種 1010.62 +2.92 +0.29

フィラデルフィア半導体 5059.56 -94.07 -1.83

VIX指数 17.11 +1.68 +10.89

S&P一般消費財 1468.89 -15.52 -1.05

S&P素材 584.12 -2.25 -0.38

S&P工業 1090.96 -0.48 -0.04

S&P主要消費財 880.28 -3.62 -0.41

S&P金融 745.79 +2.26 +0.30

S&P不動産 271.35 -0.96 -0.35

S&Pエネルギー 685.41 -4.61 -0.67

S&Pヘルスケア 1812.64 +2.15 +0.12

S&P通信サービス 299.16 -2.52 -0.84

S&P情報技術 4285.19 -56.34 -1.30

S&P公益事業 381.09 -0.02 0.00

NYSE出来高 7.86億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 38170 - 200 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 38140 - 230 大阪比

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