ゼレンスキー氏「北欧との協力体制加速」、対ロ圧力強化へ

　ウクライナのゼレンスキー大統領は１０月２８日、ウクライナと北欧諸国の協力体制が加速しており、ロシアへの圧力を強めることができるさらなる措置が来週にも期待できると述べた。１７日、ブリュッセルのＮＡＴＯ本部で撮影（２０２４年　ロイター/Yves Herman）

[２８日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は２８日、ウクライナと北欧諸国の協力体制が加速しており、ロシアへの圧力を強めることができるさらなる措置が来週にも期待できると述べた。

北欧５カ国（フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド）は既に北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）に加盟しており、ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援している。

北欧諸国は昨年ゼレンスキー氏に対し、ロシアとの戦闘で必要な限りウクライナを支援し、軍事・経済・人道支援を継続する用意があると表明した。

ゼレンスキー氏は５月に北欧諸国からの共同軍事援助は個別の安全保障協定に基づき今年６０億ユーロにのぼると明らかにした。

ゼレンスキー氏は、我々はこの戦争と誠実な外交のためにロシアへの圧力を強めることができる新たな基本的ステップについて、来週北欧諸国と協議する予定だと述べた。