経団連「真摯に受け止めを」、同友会「課題先送り」=衆院選で経済界
ロイター / 2024年10月28日 11時34分
10月28日、衆院選での与党過半数割れを受け、経済界からは結果を真摯に受け止めた上で、政治の安定と、政策推進を図るよう求める声が相次いだ。写真は日本経団連の十倉雅和会長。都内での代表撮影(2024 ロイター)
[東京 28日 ロイター] - 衆院選での与党過半数割れを受け、経済界からは結果を真摯に受け止めた上で、政治の安定と、政策推進を図るよう求める声が相次いだ。
日本経団連の十倉雅和会長は「国民が厳しい判断を下したと認識しており、真摯に受け止めるべき」とするコメントを発表。日本経済が重要課題に直面するなか、「自民党・公明党を中心とする安定的な政治の態勢を構築し、政策本位の政治が進められることを期待する」とした。
経済同友会の新浪剛史代表幹事は、政治不信を払拭するための説明や取り組みが不十分だったと指摘。日本経済はデフレからモデレートなインフレの定着へと転換点にあり、山積する課題について議論が期待されたが「残念ながら選挙期間を通じて議論が十分に尽くされたとは言い難く、課題が先送りされた」とコメントした。
日本商工会議所の小林健会頭は「今後は政局となるが、政治の安定なくして持続的な経済成長はあり得ない」と指摘。連立与党の枠組みがいかなるものであれ、新政権は安定的な体制のもとで「デフレ経済からの完全脱却を確実なものとすべく、不退転の決意で臨むべき」とした。
この記事に関連するニュース
-
特別国会招集 県関係の議員6人も登院 初当選と返り咲きを果たした2人の表情と決意は?
ABS秋田放送 / 2024年11月11日 18時17分
-
焦点:トランプ勝利で円安再燃、揺れる利上げ慎重論 介入警戒感も浮上
ロイター / 2024年11月8日 11時39分
-
トランプ氏勝利「貿易面で影響」、保護主義を警戒=日本の経済界
ロイター / 2024年11月7日 13時15分
-
経済界、政策本位の政治を 裏金で「厳しい判断」
共同通信 / 2024年10月28日 18時17分
-
【政界】「内憂外患」の日本をどう再生するのか?火種を抱えた石破茂首相に求められる覚悟
財界オンライン / 2024年10月27日 11時30分
ランキング
-
1露の中距離弾道ミサイル発射 米国防総省「事前通知があった」 プーチン大統領は“ウクライナ東部の兵器工場が標的だった”
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 11時43分
-
2「イスラエル首相に逮捕状」で分かれる各国の反応 米国は反発も、トランプ氏の対応に注目
産経ニュース / 2024年11月22日 20時59分
-
3【速報】中国政府 日本人に対する「短期滞在ビザ」免除措置再開を発表
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 16時38分
-
4米検察当局 インドの大富豪アダニ会長を起訴 株価急落、ケニアでの“事業中止”など影響広がる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 20時32分
-
5選挙予測大ハズレ、トランプに「大惨敗」...凋落した主流メディアに未来はあるのか
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月22日 12時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください