北朝鮮、米国・同盟国の軍事活動非難 「重大な挑発」

　１０月２６日、北朝鮮外務省は、米国が最近、アジア地域で同盟国と軍事活動を行っていると強く非難した。写真は北朝鮮の旗。スイスのジュネーブで２０１４年１０月撮影（２０２４　ロイター／Denis Balibouse ）

[ソウル ２６日 ロイター] - 北朝鮮外務省は２６日、米国が最近、アジア地域で同盟国と軍事活動を行っていると強く非難した。

国営の朝鮮中央通信社（ＫＣＮＡ）が伝えた。

同省は「一触即発の危険にさらされている朝鮮半島の現在の政治的・軍事的緊張に満足せず、同盟国と無謀な軍事的示威行動に訴える米国の敵対的行為を強く非難する。地域の安全保障に対する明確な脅威であり、重大な挑発だ」と述べた。

同省はオーストラリアが最近、米韓の航空訓練に参加したことや、日米の共同演習、米原子力空母の派遣を挙げた。