米のアジア安保政策、大統領選後も継続と確信 フィリピン国防相
ロイター / 2024年10月28日 18時2分
10月28日、フィリピンのテオドロ国防相はインタビューで、米国のアジア・太平洋政策の継続性を確信していると発言、米大統領選の結果にかかわらず、強力な二国間関係が維持されるとの見方を示した。 ケソン市で7月30日撮影(2024年 ロイター/Lisa Marie David)
Karen Lema David Lague
[マニラ 28日 ロイター] - フィリピンのテオドロ国防相はインタビューで、米国のアジア・太平洋政策の継続性を確信していると発言、米大統領選の結果にかかわらず、強力な二国間関係が維持されるとの見方を示した。
テオドロ氏は両国の同盟関係が安全保障上の共通目標や、南シナ海の領有権問題などで国際法を順守するというコミットメントに基づいていると発言。
南シナ海で「中国の拡張主義政策の著しい攻撃性が見られる」とし、中国の「不正行為」により、フィリピンが地域の安全保障問題の最前線に立たされおり、世界で団結の必要性が浮き彫りになっていると述べた。
フィリピンの排他的経済水域(EEZ)で「摩擦や衝突」が起きる可能性を否定できないとも発言。「現在、米国と進めているのは、武力攻撃を抑止するため、共同で能力を開発することだ」と述べた。
多目的戦闘機40機を調達する計画については、複数のオファーを受けているが、最終決定には至っていないと語った。
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