ｉＰｈｏｎｅ１６のインドネシア販売が不許可に、部品規制未達で

インドネシア産業省は２８日までに、米アップルがインドネシアで新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ１６」を販売することを許可しないと発表した。ロンドンの店舗で６日撮影。（2024年　ロイター/Hollie Adams/File Photo）

[ジャカルタ ２８日 ロイター] - インドネシア産業省は２８日までに、米アップルがインドネシアで新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ１６」を販売することを許可しないと発表した。部品規制未達のためとしている。

同省によると、インドネシア国内で販売される一定のスマホについて、少なくとも４０％は現地で生産された部品を使用することが義務付けられているが、ｉＰｈｏｎｅ１６はその要件を満たしていない。

ユーザーは必要な税金を支払えば、個人的な使用のために海外からｉＰｈｏｎｅ１６を持ち込むことは可能という。

アップルからは今のところコメントを得られていない。

アップルのティム・クック最高経営責任者（ＣＥＯ）が４月にインドネシアを訪問した際、同国のアグス産業相は同社に対し、インドネシア国内企業と提携することで現地調達率を高めることを期待すると述べていた。