米大統領選の期日前投票箱に放火か、2州で発生 容疑車両特定
ロイター / 2024年10月29日 7時43分
米ワシントン州で10月28日、11月5日の米大統領選の期日前投票の集計に使用された投票箱に火が付けられる事態が発生した。写真は、燃えている中身を回収している警官。動画から取得した静止画。Evan Bell/ABC Affiliate KATU via REUTERS(2024年 ロイター)
Moira Warburton Andrew Goudsward
[ワシントン 28日 ロイター] - 米ワシントン州とオレゴン州で28日、11月5日の大統領選の期日前投票の集計に使用されていた投票箱に火が付けられる事態が発生した。警察は放火の疑いがあり、この2件が関連しているとみてオレゴン州で容疑車両を特定した。
ワシントン州バンクーバーでは数百枚、オレゴン州ポートランドでは3枚の投票用紙が損傷した。
警察によると、この2件の火災は10月8日にバンクーバーの投票箱で発生した火災に似ているという。8日の火災では投票用紙に影響はなかった。
ポートランド警察当局は動機は分からないとした上で、標的を定めた意図的な行為であることは分かっているとした。
バンクーバーの報道機関の映像には投票箱から煙が噴き出し、複数の投票用紙が炎に包まれている様子が映っていた。
バンクーバー警察は、28日の午前4時に投票箱の横にあった「不審な装置」を撤去したと発表した。
これを受け、ワシントン州務長官事務所は有権者に対し、自分の投票用紙の状況をオンラインで確認し、不明な場合は再発行を要請するよう求めた。
ポートランドの投票箱も発火装置により火災が発生し、警察が現場に出動した。
箱の中に設置された消火剤がポートランドとバンクーバーでの最初の火災で被害軽減につながったが、28日のバンクーバーの火災では機能しなかった。
ワシントン州務長官は「ワシントン州における合法かつ公正な選挙を妨害しようとするいかなるテロ行為も強く非難する」と声明で述べた。
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