東京マーケット・サマリー（28日）

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後5時現在 108.84/86 1.0993/97 119.67/71

NY午後5時 109.58/61 1.0998/02 120.54/58

午後５時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べてドル安／円高の１０８円後半。日経平均が前営業日比で１０００円を超える大幅安となり、上海総合株価指数が同３％超下落する中でじわじわと円が買われる展開となった。

＜株式市場＞

日経平均 21142.96円 (805.27円安)

安値─高値　　 20916.40円─21528.13円

東証出来高 24億2087万株

東証売買代金 4兆1288億円

東京株式市場で日経平均は５日続落。新型コロナウイルス感染拡大への懸念が一段と広がり、朝方から幅広い銘柄で売りが先行した。世界的な株安が嫌気されたほか、ドル／円が１０９円を割り込んだこともあり日経平均は急落。一時２万１０００円割れとなり、２０１９年９月５日以来の安値水準を付けた。東証１部の売買代金は４兆円１２８８億円まで膨れ上がり、２０１８年５月以来の水準となった。

東証１部騰落数は、値上がり３５銘柄に対し、値下がりが２１２２銘柄、変わらずが４銘柄だった。

＜短期金融市場＞　18時08分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.025％

ユーロ円金先（20年6月限） 100.040 (+0.015)

安値─高値 100.030─100.040

3カ月物ＴＢ -0.180 (-0.034)

安値─高値 -0.180─-0.180

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス０．０２５％になった。「月末で一部の金融機関が調達を控えた」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は強含み。

＜円債市場＞　

国債先物・20年3月限 154.07 (+0.41)

安値─高値 153.77─154.09

10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.160％ (-0.050)

安値─高値 -0.125─-0.160％

国債先物中心限月３月限は前営業日比４１銭高の１５４円０７銭と大幅続伸して取引を終えた。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比５ｂｐ低下のマイナス０．１６０％。新型コロナウイルスの感染拡大による景気減速懸念が強まる中、債券には買いが継続した。

＜スワップ市場＞　16時38分現在の気配

2年物 -0.08─-0.18

3年物 -0.10─-0.20

4年物 -0.11─-0.21

5年物 -0.11─-0.21

7年物 -0.10─-0.20

10年物 -0.04─-0.14