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独、新型コロナ感染率上振れ 制限緩和も外出自粛を=RKI

ロイター / 2020年4月29日 0時53分

ドイツ政府の国立感染症研究機関であるロベルト・コッホ研究所は28日、国内の新型コロナウイルス感染率が月初から上昇したと明らかにした。ベルリンで撮影(2020年 ロイター/CHRISTIAN MANG)

[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ政府の国立感染症研究機関であるロベルト・コッホ研究所(RKI)のウィーラー所長は28日、国内の新型コロナウイルス感染率が月初から上昇したとし、ロックダウン(都市封鎖)措置は一部緩和されたものの、可能な限り外出を控え、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を継続するよう国民に呼び掛けた。

ウィーラー所長によると、感染者1人が何人に感染させるかを示す「基本再生産数」は1.0と、今月初旬の0.7から上昇した。

所長は「基本再生算数は1を下回る必要があり、大きな目標だ」と強調した。

ドイツではソーシャル・ディスタンシング措置を維持することを条件に、床面積が800平方メートル以下の小売店のほか、自動車ディーラー、自転車販売店、本屋などが20日に営業を再開。学校は最終学年の生徒を中心に5月4日以降、順次再開するほか、美容院なども同日から営業を再開する。ただレストラン、バー、映画館、コンサートホールなどの営業のほか、宗教行事や大規模イベントの開催などは8月31日まで禁止される。

RKIのデータによると、同日時点で新型コロナ感染者は累計15万6337人、死者は5913人。感染、死者数の増加ペースはともに前日から加速した。

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