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米CB消費者信頼感、4月は6年ぶり低水準 新型コロナ巡る混乱で

ロイター / 2020年4月29日 4時19分

[ワシントン 28日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が28日発表した4月の米消費者信頼感指数は86.9と、3月の118.8から大幅に低下し、2014年6月以来約6年ぶりの低水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する措置により、経済活動が急停止し、失業者が急増したことを受けた。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は87.9だった。

MUFGのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「米経済が陥る穴が深ければ深いほど、消費者や企業が穴から抜け出すのが一段と困難になる」と指摘。「世界の取引高は今年、一段と減少する見込みで、1930年代の世界大恐慌を想起させる」と述べた。

4月の現況指数は90ポイント低下の76.4。低下幅は過去最大だった。一方、期待指数は86.8から93.8に上昇した。

CBは「外出制限措置が間もなく緩和され、経済活動が再開する可能性」が期待指数の上昇につながったとした。

職が十分とみる向きと就職が困難とみる向きの差はマイナス13.6と14年6月以来の低水準となった。3月は29.5だった。同指標は労働省が発表する失業率と関連性がある。

収入が将来的に増加するとの見方を示した消費者の割合は16.7%と、3月の20.0%から低下。一方、収入が減少するとの見方を示した割合は18.5%と、10.1%から上昇した。

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