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米UPS、コロナで設備投資と自社株買い削減 通年見通しも撤回

ロイター / 2020年4月29日 5時46分

米宅配便大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は28日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年の設備投資予算を10億ドル削減し、予定していた自社株買いも約8億ドル縮小すると明らかにした。ニューヨークで昨年10月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[28日 ロイター] - 米宅配便大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) は28日、新型コロナウイルス感染拡大によって「かつてない」変化にさらされているとし、2020年の設備投資予算を10億ドル削減し、予定していた自社株買いも約8億ドル縮小すると明らかにした。通年の業績見通しも撤回した。

合わせた発表した第1・四半期決算は純利益が13%減の9億6500万ドル(1株当たり1.11ドル)。特別項目を除く1株利益は1.15ドルで、リフィ二ティブのまとめたアナリスト予想の1.23ドルを下回った。

米国内の1日の平均取扱量は8.5%増加。とりわけ航空便による翌日配送量は20.5%急増した。

新型コロナ感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置に伴うインターネット通販需要の急増が背景にある。

アブニー最高経営責任者(CEO)によると、個人宅向けの配送が約7割を占め、企業向けは3割程度に減少した。これまではほぼ均衡していたという。

国際貨物の1日平均取扱量は1.8%減少した。中国では1─2月に大きく落ち込んだ後、個人防護具(PPE)や他の医療関連用品への需要が高まる中、3月に入り持ち直したという。

UPSの株価は午後の取引で約5.3%下落した。

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