中国の金消費量、上期は前年比38%減 第2四半期は回復=黄金協会
ロイター / 2020年7月28日 16時22分
[北京 28日 ロイター] - 中国黄金協会が発表した2020年上期の金消費量は前年同期比38.25%減の323.29トンだった。新型コロナウイルス感染拡大による影響や景気減速、金価格の上昇に圧迫された。
ただ、第2・四半期は金の消費が上向き始めたという。
第1・四半期の金消費は前年比でほぼ半減。新型コロナ流行を受けた厳格な制限措置や金価格の上昇が響いた。
金の現物価格
ロイターの算出によると、第2・四半期の金消費は前期比で17.5%増の174.66トン。前年同月比では26.2%減。
黄金協会は、消費の減少ペースが鈍化していることについて、第2・四半期に新型コロナの感染が収束したことや景気対策の導入に加え、様々なオンライン販売や、若者向けの軽量の金宝飾品の開発など「革新的な」販売努力が背景だと指摘した。
黄金協会は、上期の金消費量は「満足のゆくものではない」としながらも、金貨の販売が「好調」で、第2・四半期の販売はわずかな減少にとどまったと指摘している。詳細は明らかにしていない。
上期の金生産量は前年比7.3%減の217.8トンだった。第2・四半期の生産量は前期比5.81%増加した。同協会は第2・四半期に国内生産が正常化したとしている。
*内容を追加します
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1【解説】株価“史上最大の下げ幅”…大きな2つの要因 下落いつまで? 経済への影響は
日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 19時35分
-
2最高の1万9210円アップ=賃上げ率5.58%は33年ぶり水準―24年春闘
時事通信 / 2024年8月5日 18時40分
-
3日経平均株価“大暴落”で「新NISA」は大丈夫?聞かれる不安の声 円高で物価高は落ち着く可能性も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月5日 22時38分
-
4「日本経済最悪のシナリオ」を意識し始めた日本株 円安の追い風を自ら止め、政策は機能不全に
東洋経済オンライン / 2024年8月5日 21時10分
-
5ホンダ、コンパクトカー「フィット」リニューアル 「本当にデザインが良いよなぁ」SNS期待の声
J-CASTニュース / 2024年8月5日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください