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第2四半期のスペイン雇用者、過去最大の107万人減 コロナが直撃

ロイター / 2020年7月28日 19時31分

 7月28日、スペイン統計局は第2・四半期の雇用者数が過去最大となる107万4000人減少したと発表した。ロックダウン(都市封鎖)により観光業が打撃を受けた。写真は7月27日、バルセロナで撮影(2020年 ロイター/Albert Gea)

[マドリード 28日 ロイター] - スペイン統計局は28日、第2・四半期の雇用者数が過去最大となる107万4000人減少したと発表した。ロックダウン(都市封鎖)により観光業が打撃を受けた。

第2・四半期の失業率は15.33%と2年ぶりの高水準となった。第1・四半期は14.41%だった。ただ一時帰休中の人や積極的に求職活動を行っていない人は反映されていない。

スペインでは通常、第2・四半期は観光シーズンに入り雇用が活発になるが、今年は新型コロナウイルス感染症の流行や新たな隔離措置により厳しい状況に置かれている。

ロイターがまとめたアナリスト予想は16.7%だった。

スペインは経営が厳しい企業が一時的に雇用契約を停止することを認める「ERTE」を初めて広範に実施した。これにより失業が一定程度抑制された。

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