仏第1四半期GDP、前期比0.1%減へ大幅下方改定 景気後退入り
ロイター / 2021年5月28日 16時47分
[パリ 28日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が28日発表した第1・四半期国内総生産(GDP)確報値は前期比0.1%減少した。2四半期連続のマイナス成長でリセッション(景気後退)に陥った。
速報値の0.4%増から大幅な下方改定となった。建設部門のデータが推計値よりもかなり弱かった。0.5%ポイントの改定幅はフランスでは異例の大きさだ。
2020年第4・四半期のGDPはマイナス1.5%だった。
4月の家計支出は8.3%減と景気見通しも厳しくなっている。マクロン大統領が新型コロナウイルス感染対策で3度目の全国規模のロックダウン(都市封鎖)を命じたことが背景にある。
INSEEによると、20年通年のGDPは8.0%減と速報値の8.2%減から上方改定された。
昨年の財政赤字の対GDP比率は9.2%だった。
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