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米アップル1─3月期、利益と売上高が過去最高 iPhone堅調

ロイター / 2022年4月29日 6時57分

米アップルが28日発表した第2・四半期(1─3月)決算は、利益と売上高が過去最高を更新した。2019年9月撮影(2022年 ロイター/Stephen Lam)

[オークランド(米カリフォルニア州) 28日 ロイター] - 米アップルが28日発表した第2・四半期(1─3月)決算は、利益と売上高が過去最高を更新した。半導体不足をうまく管理する中、iPhone販売が堅調だったことで業績が押し上げられた。

利益は250億ドル(1株当たり1.52ドル)と、予想の232億ドル(同1.43ドル)を上回った。

売上高は前年同期比8.6%増の973億ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の938億9000万ドルを上回った。

iPhoneの売上高は5.5%増の506億ドル。予想平均の478億8000万ドルを上回った。

タブレット端末「iPad」の売上高は、供給網の制約が重しになり、2%減の76億5000万ドル。ただ、アナリスト予想平均の714億ドルは上回った。

パソコン「Mac」の売上高は14.7%増の104億ドル。予想は92億5000万ドルだった。

ウエアラブル端末やスピーカーなどの周辺機器の売上高は12%増の88億ドル。予想は90億5000万ドルだった。

「アップルTV+(プラス)」、「アップルミュージック」、「アップルフィットネス」などの有料アプリを含むサービス事業の売上高は17%増の198億ドル。予想平均の197億1000万ドルを若干上回った。

少なくとも7つのサービスの有料契約件数は8億2500万件。前四半期から4000万件増加した。

地域別の売上高は、米州が19%増。欧州と中国は1ケタ台の増加だった。

ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、アップルもロシア市場から撤退したため、売上高に影響が出たと明らかにした。具体的な規模は明らかにしなかったものの、影響は今四半期(4─6月)の方が大きくなるとの見方を示した。

インフレ高進については、iPhoneを中心に需要は当初の予想より堅調に推移しているとしながらも、インフレでコスト面でに影響が出ているとの認識を示した。

アップルは5%の増配を発表。取締役会が900億ドルの追加的な自社株買い戻しを承認したことも明らかにした。

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