自動運転の中国ポニー、米上場初値は公開価格15％上回る

米ナスダック市場に２７日上場した中国の自動運転タクシー新興、小馬智行（ポニー・エーアイ）は初値が１５ドルと公開価格の１３ドルを約１５％上回り、評価額が５２億５０００万ドルとなった。写真は２０２１年５月、中国の北京市で撮影（２０２４年　ロイター/Tingshu Wang））

[２７日 ロイター] - 米ナスダック市場に２７日上場した中国の自動運転タクシー新興、小馬智行（ポニー・エーアイ）は初値が１５ドルと公開価格の１３ドルを約１５％上回り、評価額が５２億５０００万ドルとなった。

終値は公開価格を約７．７％下回る１２ドルだった。

同社にはトヨタ自動車が出資している。

ポニーは新規株式公開（ＩＰＯ）で２億６０００万ドルを調達。同時に私募形式で１億５３４０万ドルを調達した。

同社はまず中国市場に注力している。彭軍・最高経営責任者（ＣＥＯ）は中国が２０２６年までに全土で自動運転車の大規模試験実施に向けて前進するとの見方を示した。