東京コアCPI、11月は+2.2%に加速 エネルギー価格の伸び拡大で
ロイター / 2024年11月29日 8時51分
総務省が11月29日に発表した11月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は108.3と、前年同月比2.2%上昇した。エネルギー価格の伸び拡大で、コアCPIの伸び率は日銀が目標とする2%を再び上回った。2022年10月、都内のスーパーマーケットで撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Takahiko Wada
[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日に発表した11月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は108.3と、前年同月比2.2%上昇した。エネルギー価格の伸び拡大で、コアCPIの伸び率は日銀が目標とする2%を再び上回った。
ロイターがまとめた民間予測(同2.1%上昇)を小幅に上回った。
エネルギー価格の上昇率は7.4%で、前月の2.5%を大きく上回った。電気代は9.7%上昇、都市ガス代は6.9%上昇といずれも前月の伸び率を上回った。政府の「酷暑乗り切り緊急支援」の補助額が縮小したことによるもので、総合指数の押し下げ効果は0.31%ポイントと、前月の0.51%ポイントに比べ小さくなった。
生鮮食品を除く食料は4.0%上昇となり、前月の3.8%上昇を上回った。うるち米(コシヒカリを除く)は64.2%上昇した。
人件費の転嫁が進んでいるか、日銀が注目しているサービス価格は0.9%上昇。前月の0.8%上昇から伸び率が小幅に拡大した。
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