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印中銀、170億ドル超の大型供給策を発表 2月利下げ観測強まる

ロイター / 2025年1月28日 10時7分

1月27日、インド準備銀行(RBI、中央銀行)は、銀行間市場向けに国債購入やドルとルピーの通貨スワップ取引を柱にした大型資金供給策を発表した。写真はムンバイのインド準備銀前で2023年4月撮影(20245年 ロイター/Francis Mascarenhas)

Dharamraj Dhutia

[27日 ロイター] - インド準備銀行(RBI、中央銀行)は27日、銀行間市場向けに国債購入やドルとルピーの通貨スワップ取引を柱にした大型資金供給策を発表した。総額は1兆5000億ルピー(173億9000万ドル)に上る見込み。

これを受け、アナリストやトレーダーらの間では、2月5―7日の金融政策委員会(MPC)で利下げが決定される可能性があるとの見方が広がった。

インド銀行間市場では政府支出の鈍化に伴い、過去数カ月間、流動性不足が深刻化。RBIの最新データによると、1月24日までの2週間で、銀行間市場の流動性不足は1日平均2兆3900億ルピーに急増した。翌日物金利や短期貸出金利も上昇しており、RBIは声明で「流動性と市場状況の双方の変化を引き続き監視し、秩序ある流動性状況の確保のため適切な措置を採る」と表明した。

民間金融機関サウス・インディアン・バンクで国債を担当する共同ゼネラルマネジャーのリテシュ・ブサリ氏は「インフレ懸念が過去のものとなり、RBIが金融緩和を始められるとのシグナルを市場に向けて発したものだ」と話した。

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