米GM、第4四半期決算と通期見通しが予想上回る ガソリン車好調
ロイター / 2025年1月28日 21時25分
米ゼネラル・モーターズ(GM)が28日発表した2024年第4・四半期決算と2025年通期の利益見通しは、ともに市場予想を上回った。デトロイトの本社で2021年撮影。(2025 ロイター/Rebecca Cook/File Photo)
Kalea Hall
[デトロイト 28日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)が28日発表した2024年第4・四半期決算と2025年通期の利益見通しは、ともに市場予想を上回った。
高価格帯のガソリンエンジンのトラックとスポーツ多目的車(SUV)の販売が引き続き好調という。年間の平均販売価格は5万ドル。
同社はバッテリー駆動車の損失が縮小すると予想。中国事業の再編に伴う業績改善も見込んでいる。自動運転車部門クルーズでロボタクシーの開発を中止することがコスト削減につながるとしている。
同社は25年通期の純利益を112億─125億ドルと予測。LSEGがまとめた市場予想の108億ドルを上回った。
この通期予測ではトランプ大統領が検討している関税、電気自動車(EV)優遇政策縮小、税制変更は考慮に入れていない。
北米でEV20万台を生産・卸売販売する年間目標は達成できず、卸売販売は18万9000台にとどまった。EVの在庫は第3・四半期末の100日分から70日分に減少した。25年の目標は30万台。
ポール・ジェイコブソン最高財務責任者(CFO)は「EVの需要は増やせると考えている。25年にEVの普及がどのように進むかを引き続き見守っていきたい」と述べた。
24年第4・四半期の売上高は477億ドルで、市場予想の439億ドルを上回った。調整後1株当たり利益は1.92ドルで、市場予想の1.89ドルを上回った。
第4・四半期の税引き前損益は25億ドルの黒字だったが、純損益は30億ドルの赤字だった。中国事業の再編費用40億ドルを計上したことが響いた。中国事業は通期で44億ドルの赤字だった。
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