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米1月CB消費者信頼感104.1に低下、労働市場への懸念が浮上

ロイター / 2025年1月29日 4時32分

コンファレンス・ボード(CB)が28日発表した1月の消費者信頼感指数は104.1と、前月の109.5(上方改定)から低下した。写真は2024年11月、米イリノイ州シカゴで撮影(2025年 ロイター/Vincent Alban)

[ワシントン 28日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が28日発表した1月の消費者信頼感指数は104.1と、前月の109.5(上方改定)から低下した。ロイターが調査したエコノミストの予想中央値105.6も下回り、2カ月連続の低下となった。

信頼感の悪化は55歳以下の消費者で最も顕著だったほか、収入が12万5000ドル以上の世帯で急激に低下した。

仕事が「豊富にある」とみる消費者の割合は33%と、前月の37.1%から低下した。一方、仕事が「得にくい」との向きは16.8%と、前月の14.9%から増加した。

職が「十分」と「就職困難」の回答から算出する労働市場格差に関する指数は16.2。前月は22.2だった。

今後6カ月以内に自動車を購入する予定の消費者の割合は、住宅の購入を予定する消費者の割合とともに過去5カ月間で最低となったほか、 休暇を取る予定がある消費者の割合も昨年10月以来の低水準となった。

消費者の半数以上が年内の金利上昇を予想している。

CBのチーフエコノミスト、ダナ・ピーターソン氏は「現在の労働市場の状況に対する見方は9月以来初めて悪化し、景気に対する評価は2カ月連続で弱まった」と指摘。さらに「インフレと物価に関する言及が自由回答の中で引き続き多数を占めた」と述べた。

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