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人類滅亡まで89秒、終末時計が1秒短縮 「世界中の指導者に警告」

ロイター / 2025年1月29日 3時13分

米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は28日、人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」を「89秒前」と発表した。同日撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Will Dunham

[ワシントン 28日 ロイター] - 米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は28日、人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」を「89秒前」と発表した。昨年より1秒、理論上の絶滅点である真夜中に近づき、1947年の創設以来最短となった。

ウクライナ侵攻を続けるロシアの核の脅威や、人工知能(AI)の軍事利用、気候変動などを要因に挙げた。

ブレティンの科学・安全保障委員会のダニエル・ホルツ委員長は「今年の決定に影響を与えた要因である核リスクや気候変動、科学技術の悪用の可能性、人工知能などさまざまな新興技術は目新しいものではない。しかし、主要な課題への取り組みは不十分で、多くの場合、これがますますネガティブで憂慮すべき影響につながっている」と指摘。「終末時計を午前0時の89秒前に設定することは、世界の全ての指導者に対する警告だ」とした。

同誌は、アルバート・アインシュタインやJ・ロバート・オッペンハイマーら著名科学者によって1945年に創刊された。

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