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米、ディープシークAIアプリの安全保障への影響巡り精査=報道官

ロイター / 2025年1月29日 5時10分

米ホワイトハウスのレビット報道官は28日、国家安全保障会議(NSC)が、中国新興企業ディープシークの人工知能(AI)アプリの国家安全保障への影響を巡り精査していると明らかにした。27日撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米ホワイトハウスのレビット報道官は28日、国家安全保障会議(NSC)が、中国新興企業ディープシークの人工知能(AI)アプリの国家安全保障への影響を巡り精査していると明らかにした。

ただ、精査後に何らかの行動を起こすとは示唆しなかった。

ディープシークがより低コストの半導体とより少ないデータを使用したとされる無料モデルを発表したことを受け、AI分野を主導する米企業の見通しに懸念が広がり、27日の取引では世界的にハイテク株が売り込まれた。

レビット報道官は「米AI業界への警鐘」とし、ホワイトハウスがAI分野での米国の優位性を確実にするため取り組んでいると述べた。

トランプ大統領は27日、「中国企業のAIであるディープシークの発表は、われわれの業界にとって、勝つためには競争に全力集中する必要があるという警鐘となるべきだ」と言明した。

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