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新型コロナワクチン、量産実現は来年半ば以降=英グラクソCEO

ロイター / 2020年4月30日 2時31分

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)のウォルムスリーCEOは29日、新型コロナウイルスワクチンの量産実現は2021年半ば以降になるという見方を示した。英スティーブニッジのGSK研究所で昨年11月撮影(2020年 ロイター/PETER NICHOLLS)

[29日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK) のウォルムスリー最高経営責任者(CEO)は29日、新型コロナウイルスワクチンの量産実現は2021年半ば以降になるという見方を示した。

CEOは記者会見で「うまく行けば、億単位のワクチン生産体制が来年後半にも確立される見込み」だが、ワクチン候補の安全性や有効性、至適投与量の確認を急ぐ必要があると指摘。「それらが全て得られたとしても、18カ月以内の達成目標は野心的と言える」と述べた。

新型コロナワクチンを巡っては、世界中で70を超えるプロジェクトが進行している。

米製薬ギリアド・サイエンシズ は29日、新型コロナウイルス感染症治験薬「レムデシビル」の臨床試験で前向きなデータが得られたと明らかにした。

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