米マイクロソフト1─3月期は増収増益、コロナでクラウドなど好調
ロイター / 2020年4月30日 8時31分
[29日 ロイター] - 米マイクロソフト
今年に入り12%超値上がりしている同社株は、引け後の時間外取引で約5%上昇した。
マイクロソフトは、新型コロナ感染症の流行でテレワークや学習環境をサポートする必要性が高まり、パソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の需要も増加したとした上で、中国でのサプライチェーン制約による影響でその効果は幾分相殺されたと指摘。サプライチェーンの制約は第3・四半期終盤に改善したという。
同社はまた、サプライチェーンの制約によってアジュールのデータセンター設置に向けた支出の一部が後ずれしたと明らかにした。
アジュールの需要も全体の売上高に寄与したが、同クラウドサービスの売上高伸び率は59%と、前四半期の62%から減速した。
アジュールとソフトウエア「オフィス」のクラウド版を含めた商用クラウド事業の売上高は39%増の133億ドルとなった。同事業の粗利益率は67%で前年の63%から上昇した。
設備投資額は39億ドルで前年の34億ドルから増加したが、前期の45億ドルを下回った。
新型ウイルス感染拡大で企業のテレワークが増えたことで、チームズを利用したビデオ通話は3月に1000%増加。チームズのユーザー数は同月、4400万人に達した。
アジュールを含めたインテリジェント・クラウド部門の売上高は27%増の122億8000万ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の118億7000万ドルを上回った。
全体の売上高は15%増の350億2000万ドルと、リフィニティブがまとめた予想の336億6000万ドルを上回った。
純利益は107億5000万ドル(1株当たり1.40ドル)と、前年同期の88億1000万ドル(同1.14ドル)から増加した。
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