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豪資源輸出収入、2021年度は新型コロナで10%減=政府見通し

ロイター / 2020年6月29日 11時4分

[メルボルン 29日 ロイター] - オーストラリア政府は29日に公表した四半期報告書で、2020年度(2020年6月終了)の資源輸出収入は、過去最高を記録するとの見通しを示した。ただ、21年度は、新型コロナウイルス感染拡大を受けたコモディティ価格の下落で、10%落ち込むと予想している。

20年度の資源輸出収入は、ブラジルの供給障害や中国の堅調な需要による鉄鉱石価格の上昇で、2930億豪ドル(2010億米ドル)と過去最高に達する見通し。ただ、石炭と液化天然ガス(LNG)の値下がりで、3月の予想からは60億豪ドル下方修正した。

報告書で政府のチーフエコノミスト、ラッセル・キャンベル氏は、資源輸出収入は過去11年間伸びていたが、新型コロナに伴う需要低迷の規模は3月に予想していたよりも大きくなる可能性があると指摘した。

21年度の資源輸出収入は、2630億豪ドルに減少する見通し。銅や金価格の上昇が見込まれるが、鉄鉱石、LNG、石炭の値下がりが予想されるという。

キャンベル氏は21年度見通しについて、新型コロナの感染第2波や貿易摩擦の激化、予想以上に遅い世界経済回復といった下振れリスクがあると説明した。

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