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米、香港への防衛機器輸出を停止 追加規制も検討=国務長官

ロイター / 2020年6月30日 7時47分

<description role="descRole:caption"> 6月29日、ポンペオ米国務長官は、香港への防衛機器の輸出を停止すると発表した。写真はワシントンで24日代表撮影(2020年 ロイター) </description>

[ワシントン 29日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は29日、香港への防衛機器の輸出を停止すると発表した。対香港輸出のさらなる規制も検討しているという。

中国は香港への統制を強める「香港国家安全法」の制定に動いており、1997年の香港返還時に約束された高度な自治が損なわれるとの懸念が出ている。

ポンペオ長官は「香港の自由を奪う中国共産党の決定により、トランプ政権は香港に対する政策の見直しを強いられている」と述べた。

米国は29日から香港への防衛機器の輸出を停止するとし、軍民両用(デュアルユース)技術の輸出停止に向けた措置も取る方針を示した。

長官は「米国は国家安全保障上、この措置を取らざるを得ない。香港と中国本土への統制品目の輸出をもはや区別できない」と述べた。

国務省のデータによると、同省は昨年、香港政府に対し、約240万ドル相当の防衛関連統制品目・サービスの輸出を承認し、このうち約140万ドル相当が出荷された。

ポンペオ長官の発表後、ロス商務長官は、輸出ライセンスに関する例外措置など香港に対する優遇措置を認めた商務省の規制も停止されると述べた。

*内容を追加しました。

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