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ドイツ西部の郡、コロナ集団感染受けたロックダウン延長

ロイター / 2020年6月30日 7時37分

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州のラシェット首相は29日、食肉工場で新型コロナウイルスの集団感染が確認されたギュータースロー郡で、ロックダウン(封鎖)措置を1週間延長する方針を示した。

感染拡大は抑制されたものの、予防措置として、バーやミュージアム、ギャラリー、映画館、スポーツ会館、ジム、プールの閉鎖を継続する。

同郡に隣接するヴァーレンドルフ郡では、感染者数がギュータースロー郡より少ないことから30日にロックダウンを解除する。

ギュータースロー郡の食肉工場で従業員1500人以上が新型コロナに感染し、従業員の家族や工場に無関係な人の感染も判明したことを受け、両郡では23日にロックダウン措置が再導入されていた。[nL4N2E03K8]

ラシェット首相は記者会見で「状況は日々改善しているが、念のため、さらに検査を実施し、規制を解除できるかどうか決定する」と語った。大規模な検査と規制により感染状況は抑制されたとも述べた。

また同州の保健相は、100人以上の従業員を抱える食肉加工会社に対し、7月1日から全従業員に週2回のウイルス検査を実施することを義務付ける方針を示した。

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