米政治リスク、中銀の経済的懸念として浮上=UBS調査
ロイター / 2020年9月30日 2時29分
UBSの調査によると、中央銀行の主要な経済的懸念として、貿易戦争や世界的な景気後退と並び、米国の政治動向に関連するリスクが浮上している。ニューメキシコ州ラスクルーセスで6月撮影(2020年 ロイター/Paul Ratje)
[ロンドン 29日 ロイター] - UBSの調査によると、中央銀行の主要な経済的懸念として、貿易戦争や世界的な景気後退と並び、米国の政治動向に関連するリスクが浮上している。
30人以上の中銀当局者を対象とした調査では、回答者の42%が新たな事業閉鎖など新型コロナウイルス危機による一段の経済的混乱を予想。新型コロナ以外で世界経済に影響を及びす懸念では、回答者の81%が貿易戦争を挙げ、3年連続でトップ。また、回答者の72%が世界的な景気後退とデフレ再燃を懸念し、2位となった。
一方、米国の政治動向を懸念しているとの回答も72%を占め、前年から2倍超に上昇した。
中銀の外貨準備高に影響を与える最大の懸念として、債券市場での低金利とマイナス金利が新型コロナを除き2年連続でトップ。回答者の69%が指摘した。
調査では、ドルの基軸通貨としての立ち位置が維持されていることが示されたが、ドル保有率は平均で前年の71%から67%に低下。過去1年間で最も多く取得した通貨はドルと中国人民元だった。
この記事に関連するニュース
-
米国経済はソフトランディングの見通しも トランプ政策によってインフレ過熱シナリオが浮上(後編)
Finasee / 2024年12月24日 6時30分
-
NY外為市場=ドル週間で約1%高、1カ月ぶりの大幅な伸び
ロイター / 2024年12月14日 7時13分
-
NY外為市場=ドル上昇、ユーロはECB利下げ受け下落
ロイター / 2024年12月13日 7時15分
-
トランプ再選後、アジア通貨は「中国人民元」が最も下落 ~アジア・マーケット動向の振り返り【解説:三井住友DSアセットマネジメント】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月12日 7時15分
-
トランプトレードはやくも終了? ドル/円は米大統領選後の安値更新、150円台まで大幅下落
トウシル / 2024年11月28日 9時58分
ランキング
-
112月末まで!今年の「ふるさと納税」注意したい点 定額減税の影響は? 申し込む前に要チェック
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 13時0分
-
2女川原発、営業運転を再開=福島第1と同型で初―東北電力
時事通信 / 2024年12月26日 18時46分
-
3昭和的「日本企業」は人事改革で解体される? 若手社員への配慮と、シニアの活性化が注目される背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月26日 5時55分
-
4なぜスターバックスの「急激な拡大」は失敗に終わったのか…成長を一直線に目指した企業の末路
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 15時15分
-
5ローソン、東京など一部店舗で販売する“氷”を自主回収へ ガラス片混入の恐れ
日テレNEWS NNN / 2024年12月26日 20時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください