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原発依存低減は変わらず、温室ガス削減に先端石炭火力を活用=菅首相

ロイター / 2020年10月29日 11時18分

 10月29日 菅義偉首相は参院代表質問で、所信表明演説で掲げた2050年の温室効果ガス排出の実質ゼロ実現にあたり「再生エネルギー、原子力、石炭などあらゆる選択枝を検討する」と述べ、効率的な最先端石炭火力も活用すると説明した。写真は10月26日 東京の国会で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 29日 ロイター] - 菅義偉首相は29日の参院代表質問で、所信表明演説で掲げた2050年の温室効果ガス排出の実質ゼロ実現にあたり「再生エネルギー、原子力、石炭などあらゆる選択枝を検討する」と述べ、効率的な最先端石炭火力も活用すると説明した。政府による「原発依存度を引き下げる政策に変わりはない」とも述べた。立憲民主党の福山哲郎幹事長への答弁。

2020年度3次補正予算に関連し、新型コロナウイルスの影響や内外経済動向を注視し、「必要なら予算上の措置も含め」追加策を検討すると述べた。

首相はコロナにより経済が戦後最大の落ち込みをみせる国難の中、重層的なセーフティーネットを準備してきたが「そのうえで今後とも必要な措置を取る」と述べた。

対中関係では、ハイレベルな対話を通じ主張すべきは主張するとしつつ、延期された習近平・中国国家主席の訪日については、コロナ対策が優先で「具体的に日程を調整する段階でない」と述べた。

(竹本能文 編集:青山敦子※)

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