ドコモ社長、他社新プランに「対抗していく」 具体内容は今後検討
ロイター / 2020年10月29日 18時3分
[東京 29日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>の吉澤和弘社長は29日の決算会見で、ソフトバンク<9434.T>やKDDI <9433.T>が発表した携帯電話料金の新プランに「対抗していかなければならない」と述べた。ドコモはサブブランドを持たないが、新設の可能性については「全く何も決まっていない」と説明した。
吉澤社長は、同社のプラン水準や開始時期は「さまざまな選択肢の中から検討していく」と述べるにとどめた。
政府は、改革の一つに携帯料金の値下げを掲げている。ソフトバンクとKDDIは28日、サブブランドを通じた新プランをそれぞれ発表した。両プランともにデータ容量20ギガバイトで月額5000円を下回っている。
他の携帯電話会社へ乗り換える際の手数料廃止について吉澤社長は「ウェブについての取り扱いは無料の動きに賛同する」としながらも、「窓口での処理はそれなりにコストかかるので、無料にするというのは今言えない」とした。
同時に発表した2020年4月―9月期の連結業績決算(国際会計基準)では、営業利益が前年同期比4.3%増の5636億円、売上高にあたる営業収益は同2.0%減の2兆2825億円だった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による販売関連収入の減少などで減収となった一方、スマートライフ事業が好調に推移し増益を維持した。
21年3月期の連結業績・配当予想に変更はなかった。営業利益は前期比2.9%増の8800億円を見込む。年間配当予想は前期から57.5円減配の62.5円。
リフィニティブがまとめたアナリスト16人による営業利益の予想平均値は8776億円となっている。
*内容を追加しました。
(新田裕貴 編集:青山敦子)
この記事に関連するニュース
-
トラトラ株 業績好調の「INTLOOP」が中長期経営計画〝VISION2030〟策定 当面の運用方針は円高の影響が少なくメリットになる銘柄が狙い
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月21日 10時0分
-
東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…配当金を「前期の5倍」に増額→ストップ高となった値上がり率1位の銘柄の【先週末の株価】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月16日 5時15分
-
会社四季報秋号の今期予想営業利益は全産業で9.2%増 会社計画より業績予想が強気な社数は710社に増加
PR TIMES / 2024年9月16日 0時40分
-
最新・四季報で集計「業績上振れ期待度」ランキング 2024年度の"滑り出し"が計画よりも好調な企業は?
東洋経済オンライン / 2024年9月13日 9時0分
-
内田洋行、過去最高水準の業績を記録‐オフィス事業・情報事業ともに好調
マイナビニュース / 2024年9月5日 16時55分
ランキング
-
1『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
2出戻り社員「アルムナイ採用」が増えた切実な事情 かつては"裏切り者扱い"も今や大歓迎だが…
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 11時0分
-
3なぜ、「パン屋さん」みたいなセブンが増えているのか できたてのカレーパン、ドーナツ、メロンパンを強化する背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月23日 6時15分
-
4有料会員100万人「radiko」のビジネス的伸びしろ 広告ビジネスと新規ビジネスの尖兵として
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時30分
-
5「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください