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WHOのコロナワクチン配分枠組みで副作用補償へ、貧困国向け

ロイター / 2020年10月30日 1時51分

世界保健機関(WHO)が主導する新型コロナウイルス感染症ワクチンの世界的な公平分配を目的とした枠組み「COVAXファシリティー」が、ワクチンの副作用対策として貧困国向けの補償基金を設立する。ジュネーブで2月撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

[ブリュッセル 29日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)が主導する新型コロナウイルス感染症ワクチンの世界的な公平分配を目的とした枠組み「COVAXファシリティー」が、ワクチンの副作用対策として貧困国向けの補償基金を設立する。世界的なワクチン供給を妨げかねないワクチンへの恐怖心を和らげることが狙い。29日に公表された資料で分かった。

対象は低所得の92カ国で、ワクチン投与により感染者に副作用が発生した場合でも対象国の政府は一時的に補償を負わずに済む。

南アフリカ、レバノン、ガボン、イラン、中南米諸国の大半などの中所得国は対象にはならない。

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