ツイッター、第3四半期ユーザー数が予想下回る 株価は時間外で急落

　１０月２９日、米ツイッターが発表した第３・四半期の１日当たりアクティブユーザー数は１億８７００万人で、リフィニティブのＩＢＥＳデータに基づくアナリスト予想の１億９５２０万人に届かなかった。写真中央は同社ロゴ。ワルシャワで２０１３年９月撮影（２０２０年　ロイター／Kacper Pempel）

［２９日　ロイター］ - 米ツイッター が２９日発表した第３・四半期の１日当たりアクティブユーザー数は１億８７００万人で、リフィニティブのＩＢＥＳデータに基づくアナリスト予想の１億９５２０万人に届かなかった。第２・四半期実績は１億８６００万人。

一方経費は前年同期比１３％増の８億８０００万ドルで、第４・四半期には伸び率が２０％近くまで高まると予想した。

これを受け、同社株価は２９日の時間外取引で一時１３％も下落した。

第３・四半期の総売上高は前年比１４％増の９億３６００万ドル、広告収入は１５％増の８億０８００万ドルで、それぞれアナリスト予想の７億７７１５万ドルと６億４５９５万ドルを上回った。

同社は、売上高のペースは第４・四半期も現状か場合によって改善が期待できるとの見方を示しながらも、米大統領選に対する広告主の反応は読みづらく、彼らの支出が一服する可能性もあると警告した。

モフェットネーサンソンのアナリスト、マイケル・ネーサンソン氏は、ユーザー数の増勢鈍化と経費拡大見通し、第４・四半期の収入を巡る不透明感は、いずれも投資家の懸念材料になっていると指摘した。