米アマゾン、緊急避妊薬に購入制限 最高裁判決で需要急増

　６月２８日、米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは、緊急避妊薬（アフターピル）の購入を一時的に週３箱までに制限すると発表した。写真はアマゾンのロゴ。ドイツのマンハイムで２０１９年９月撮影（２０２２年　ロイター／Ralph Orlowski）

［２８日　ロイター］ - 米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは２８日、緊急避妊薬（アフターピル）の購入を一時的に週３箱までに制限すると発表した。

米連邦最高裁は先週、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認める１９７３年の「ロー対ウェイド判決」を覆す判断を下した。これを受けて「プランＢ」として知られる市販の「緊急避妊薬（アフターピル）」の需要が一時的に急増した。

薬局チェーン大手ＣＶＳヘルスは２８日、判決後に導入した購入制限を２４時間以内に解除すると明らかにした。

ドラッグストア大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは現時点で購入制限は設けていないと説明した。