リライアンス・ジオ、５Ｇ開始へ グーグルと格安スマホ開発も

　８月２９日、インド大手財閥リライアンス・インダストリーズ傘下の通信会社ジオは、今後２カ月以内に高速通信規格「５Ｇ」サービスを開始すると発表した。写真は会社のロゴ。ムンバイで２０１７年２月撮影（２０２２年　ロイター／Shailesh Andrade）

［ニューデリー　２９日　ロイター］ - インド大手財閥リライアンス・インダストリーズ傘下の通信会社ジオは２９日、今後２カ月以内に高速通信規格「５Ｇ」サービスを開始すると発表した。米グーグルと格安５Ｇスマートフォンを共同開発していることも明らかにした。

ムケシュ・アンバニ会長は年次株主総会で５Ｇサービスの導入に２兆ルピー（２５０億ドル）を投じる意向を表明。主要都市で５Ｇサービスを開始し、２０２３年１２月までに国内全土をカバーする世界最大のネットワークになると述べた。

また、グーグルと開発している５Ｇスマホは「超格安」になると自信を示した。現在インドで販売されている５Ｇスマホの最安値は１５０ドル前後。

ジオはインド最大の携帯電話会社。今回の５Ｇ計画は、ライバルのバーティ・エアテルやボーダフォン・アイデアにとって脅威となる可能性がある。

ジオは今月の入札で国内最大の１１０億ドル相当の５Ｇ周波数帯を落札した。

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