バイデン氏側近、機密文書巡る捜査で特別検察官が聴取＝ＮＹＴ

米紙ニューヨーク・タイムズ（ＮＹＴ）は２８日、バイデン米大統領による機密文書の扱いを捜査しているロバート・ハー特別検察官が、サリバン大統領補佐官（国家安全保障問題担当）やクレイン前大統領首席補佐官ら側近を聴取したと報じた。写真は、２０２３年９月１５日にホワイトハウスで会見するサリバン氏。（２０２３年　ロイター／Sarah Silbiger）

Kanishka Singh

[ワシントン ２８日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズ（ＮＹＴ）は２８日、バイデン米大統領による機密文書の扱いを捜査しているロバート・ハー特別検察官が、サリバン大統領補佐官（国家安全保障問題担当）やクレイン前大統領首席補佐官ら側近を聴取したと報じた。

同紙によると、バイデン氏が副大統領退任後に使用していたシンクタンクのオフィスやデラウェア州の私邸から政府文書が見つかった問題について、副大統領在任末期や現在の側近が聴取を受けた。

大統領顧問のスティーブ・リチェッティ氏やブリンケン国務長官も含まれるという。

機密文書の扱いを巡ってはトランプ前大統領も特別検察官の捜査を受け、６月に起訴された。