チェチェン指導者がプーチン氏と会談、重病説を一蹴

　９月２９日、ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長（写真右）は、ロシアのプーチン大統領（写真左）と会談し、ウクライナ戦争へのチェチェン戦闘員の貢献などについて話し合ったとテレグラムで明らかにした。写真は２８日モスクワでの代表撮影（２０２３年／ロイター）

[２８日 ロイター] - ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長は２８日、ロシアのプーチン大統領と会談し、ウクライナ戦争へのチェチェン戦闘員の貢献などについて話し合ったとテレグラムで明らかにした。

カディロフ氏はプーチン氏の盟友とされるが、コーランを燃やした罪に問われチェチェンで拘束されていたロシア系囚人を殴った息子を称賛したことから、プーチン氏支持派からも批判を浴びていた。

カディロフ氏はプーチン氏と「他の事項」についても話したと述べたが、この件に関するものかどうかは不明だ。

４６歳のカディロフ氏を巡っては今月、重病で入院しているといううわさが流れたが、ロシアのテレビ記者に健康状態について聞かれると、笑って力こぶを作ってみせた。