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フィリピン中銀、緊急利上げ排除せず=総裁

ロイター / 2023年9月29日 12時57分

 フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は28日、定例の金融政策決定会合以外で利上げを決定する可能性を排除しないと述べた。写真はフィリピン中銀のロゴ。マニラで2016年3月撮影(2023年 ロイター/Romeo Ranoco)

[マニラ 28日 ロイター] - フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は28日、定例の金融政策決定会合以外で利上げを決定する可能性を排除しないと述べた。

総裁は記者団に、そうした利上げの「余地が少しある」と発言。「統計次第であり得る」と述べた。

中銀は21日、4会合連続で政策金利を6.25%に据え置いたが、レモロナ総裁は11月の政策決定会合で利上げが選択肢としてあると述べていた。

総裁は、銀行の預金準備率を適切な時期にさらに引き下げるとも発言。ただ中銀は依然として引き締めサイクルにあり、今はまだその時期ではないと述べた。

中銀は6月、大手銀行とノンバンク金融機関の預金準備率を250ベーシスポイント(bp)引き下げ9.5%とした。国内の安定した信用状況を確保することが狙い。新型コロナウイルスの流行を受けて銀行を対象に導入した流動性向上を支援する措置が失効することに配慮した。

総裁は「(預金準備率は)十分に低くない。9.5%はアジアや近隣諸国で最も高い。(高い預金準備率が)貸出金利と預金金利の間に不必要なくさびを打ち込んでいる」と述べた。

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